- 日常の手入れってどんな事をすればいいのですか?
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まず、毎回ご使用になったあと、本体を乾拭きしてあげてください。
拭くための布は、クロスをご使用頂けばよいと思います。
柔らかく、肌理の細かい布が理想です。
乾拭きのもう一つの利点として、艶も保ちやすくなります。
- 弓の毛替えは何故必要なのですか?
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弦楽器は、弓で弦を摩擦することで音を出します。
段々に、弓の馬毛は切れたり、擦れて弱り減っていきます。
馬毛が減りすぎると、演奏するにあたり、音量、音質が変化します。(スムーズに弾けません)
どうか、最高の演奏をしていただく為にも、毛替えは必ず必要なメンテの一つとお考えください。
- 弓が折れてしまいました!!治せますか?
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修復可能な場合と不可能な場合がございます。
場合によっては、お買い求めになった際の価格よりも、費用がお高くなる事もあり得ます。
新しいものをお求めになった方がお得になるケースもあります。
- 修理費用はだいたい、お幾らくらいですか?
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楽器の状態によるので、ハッキリしたことは言えません。
あくまで現物を拝見してからお見積りします。
ただ、参考までに、毛替えの場合はVn 5,000円、Va 5,000円、Vc 5,800円、Cb 7,000円 です。
- 地方に住んでいるのですが、修理は可能ですか?
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宅急便で楽器を送ってこられるお客様も、結構いらっしゃいます。
(出来れば、事前にお電話をいただけたらありがたいです)
またその際の料金は、拝見した後、見積りをして、ご連絡をさせていただきます。
ご了解を得た後に修理に取りかからせていただきます。
- 毛替えをしたら音が出なくなってしまいました。
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弓の毛は、松脂を塗ることで初めて音を出すことができるようになります。
毛替えをしたばかりの弓毛には松脂が付いていないので、毛替え直後は、いつもよりたくさん松脂を塗ってください。
松脂を塗って弾いてみて、音がでるか確かめながら塗る量を調節するのがよいかもしれません。